回天の島「大津島」へ！回天記念館・回天訓練基地跡の所要時間や料金も紹介

回天の島は太平洋戦争時代に投入された人間魚雷の「回天（かいてん）」の基地跡が遺る場所です。

全国に4か所あった基地のうち最初に開設されました。

これまで鹿児島の知覧や大和ミュージアム、広島や長崎の原爆資料館を回ってきましたが、あまり知られていない魚雷について深く知ることができます。

回天記念館では当時の人たちがどのような思いで回天の訓練を受けていたか知ることもできます。

平和のきっかけとしてぜひ訪れてほしい場所です。

なお、回天の島には回天記念館、回天訓練基地跡、魚雷見張り所などの見どころがありますが、いずれも港から徒歩圏内の場所にあります。

回天の島（大津島）の所要時間と行程表

回天の島には朝一のフェリーで行きました。

約2時間半の滞在でした。

回天の島（大津島）へのアクセス

回天の島は山口県周南市の大津島という場所にあります。

大津島には本州から島で渡る必要があり、山口県の徳山港からフェリーが出ています。

徳山港の駐車場について

徳山港には無料駐車場があります。

車の後ろにあるのが待合所ですが、トイレはありません。

左奥にある大きな建物（徳山ポートビル）で乗船券を購入します。トイレも済ませておきましょう。

徳山港から回天の島（津島港）のフェリー料金

大人片道720円（往復1,440円）で、小学生以下は片道330円（往復660円）です。

徳山港から回天の島（津島港）のフェリー時間

今回の旅では、行きは徳山港の1便目（7:40発）に乗り、帰りは3便目の津島港（11:07発）に乗りました。

ちなみに、行きはフェリーで44分の船旅、帰りは高速船で18分の船旅でした。

フェリーを使っても高速船を使っても料金は変わりません。

回天記念館・回天訓練基地跡の見学と所要時間

回天記念館、回天訓練基地跡、魚雷見張り所をぐるっと回って約2時間半でした。

ちなみに3連休の1日目でしたが、混雑はなく、フェリーにもスムーズに乗れました。

展望台は時間的に行けなかったので、展望台も合わせて観光するなら帰りは13:14発のフェリーがおすすめです。

回天記念館・回天訓練基地跡のみなら11:07発のフェリーでも問題ありません。

まずは回天訓練基地跡を目指します。

馬島港から回天訓練基地跡までは徒歩で約20分でした。

次は回天記念館を目指します。

回天訓練基地跡から回天記念館までは徒歩で約20分でした。

なお、回天記念館は入場料が必要です。

料金は大人310円で、18歳以下は無料。

回天記念館では約60分ほど滞在。

ちなみにぐるっと見るだけなら10分～20分あれば十分ですが、自由に見ることができる25分のビデオを鑑賞したので60分の滞在になりました。

これは見た方がいいです！！

回天で実際に訓練をしていた人や携わっていた人の貴重な意見を聞くことができます。

最後は見張り台へ。

回天記念館からは約20分ほど。

かなりの山道を歩きます！！

雨でぬかるんでいたこともあり、靴はどろどろになりました。

ところどころ傾斜もきついため注意が必要です。

この少し上に展望台がありましたが、船に間に合いそうになかったので断念。

ここから馬島港までは約20分でした。

こんな感じでスポットからスポットへの移動時間はだいたいどこも徒歩20分です。

回天の島の天候や気象　気象予報士見解

徳山港から大津島の間は島に囲まれていることもあり、風が弱く波もおだやかです。

訓練基地なので、その辺も考慮して作られたのかもしれませんが。

ただ、台風接近時にはフェリーが運航中止になる場合もあるため事前に確認しておきましょう。

しゅうなんメールサービスでも運航休止のお知らせを受け取ることができます。

結構歩くため、雨の日は傘が必須です。

自動販売機も多くないため、夏の暑い日は熱中症対策もしっかり行いましょう。

回天記念館の基本情報

名称	回天記念館
住所	山口県周南市大津島1960
URL	https://www.city.shunan.lg.jp/site/kaiten/
電話番号	0834-85-2310
馬島港から回天記念館までの徒歩時間	20分
入場料	大人:310円 18歳以下：無料
所要時間	20分～60分
営業時間	8:30～16:30
トイレ	あり
定休日	水

回天記念館の営業時間と定休日

回天記念館の営業時間は8:30～16:30です。

定休日は水曜日です。