- 四国カルストの姫鶴平(めづるだいら)は流星群がきれいに見えるスポット
- 無料駐車場、無料トイレあり
- 標高1,400m~1,500mの場所にある
- キャンプ場もあり(1張500円)
四国カルストの姫鶴平(めづるだいら)に毎年恒例のペルセウス座流星群を見に行ってきました。
ピーク時ではないにもかかわらず、30分で35個ほどのペースで流れ星が観測できました、
姫鶴平(めづるだいら)は大パノラマが楽しめるスポットです。
トイレや駐車場からも近い場所で観測できるのでファミリーにもおすすめ。
早朝は雲海が楽しめます。
四国カルスト姫鶴平のアクセス
四国カルスト姫鶴平は久万高原町西谷にあり、松山から車で約2時間ほどの場所にあります。
松山からの場合は国道33号を通り、柳谷から国道440号→県道36号に入ります。
県道36号に入ってからは道がかなり狭く離合が必要な個所も多いです。
特に土日や夏休みシーズンは対向車も多くなるため、後ろの車にも注意しながら安全運転をしましょう。
ところどころある道路の横の溝にタイヤが落ちて動かなくなる車もあるので注意してください。
四国カルスト姫鶴平の駐車場・トイレ情報
四国カルスト姫鶴平にある姫鶴荘にトイレがあります。
また、姫鶴荘の前や少し坂を下った場所に約50台ほど駐車できる駐車場もあります。
姫鶴荘には自動販売機もあり、8月でもホットドリンクの販売があります。
四国カルスト姫鶴平で流れ星・流星群を観測
この日はペルセウス座流星群を見に行きました。
姫鶴荘から星ふるヴィレッジの間であれば、どこでも大パノラマの流星群が楽しめます。
トイレのことを考えると、姫鶴荘の近くがおすすめです。
極大期における1時間あたりの流星数は40個とされていますが、この日はペルセウス座流星群とは別の流れ星も含めて30分で約35個の流星を見ることができました。
大小問わず、1分に1個程度はどこかで星が流れている感じです。
一番長い流れ星は3秒程度で同行者は願いごとを唱えることができていました。笑
四国カルスト姫鶴平の星空・流れ星をiPhoneで撮影
四国カルスト姫鶴平の星空です。
これはiPhone13Proで撮影しました。
三脚で固定してナイトモードで撮影しただけですが、天の川もしっかり撮影できました。
固定してシャッター速度を30秒にするのがコツです。
ちなみに、次の写真は固定せずにシャッター速度10秒で撮影した写真です。
結構な違いがあります。
あと流れ星は、星降りくん2という無料アプリを使って撮影できました。
この線が流れ星です。
四国カルスト姫鶴平で星空や流星群に最適な天気と注意点
四国カルスト姫鶴平は標高1,400m~1,500mにあるため、夜間の気温は市街に比べて10℃ほど低い。
この日は松山市の最低気温は25℃でしたが、姫鶴平の最低気温は15℃ほどでした。
真夏でも夜間の気温は10月~11月くらいとなるため防寒対策が必須です。
7月の下旬ですが、ダウンを着用してちょうどいいくらいでした。
星空や流星群に最適な天気は、月がない闇夜で高気圧に覆われて雲が1つもない天気です。
夏であれば太平洋高気圧に覆われていることが条件となります。
行く前には気象衛星をチェックして雲がないか確認しています。
四国カルスト姫鶴平の星空や流星群の観察は霧に注意
四国カルスト姫鶴平は晴れて風が弱いと高い確率で霧が発生する。ただし、夜中を過ぎると霧が解消されて星空が広がることが多い。
四国カルスト姫鶴平で星を観察するときの注意点は、晴れて風が弱い日の夜は高い確率で霧に覆われることです。
特に日が沈んでから日付が変わる頃までは、霧に覆われて星どころではない場合もあります。
ただ、夜中になると山頂が冷えて山風(尾根から谷に向かう風)が強まるため、山風によって霧が谷に向かうことで姫鶴平の霧は晴れてくる場合が多いです。
なので、星めあての場合は夜中に到着するくらいの感じでも問題ありません。
四国カルスト姫鶴平は早朝に雲海が発生しやすい
流星群の観察が終わり、日が出てくると雲海が見えます。
この雲海は、夜間に発生した霧が山風によって盆地にたまることで発生します。
快晴(太平洋高気圧や移動性高気圧に覆われる)で風が弱い日は高い確率で早朝に雲海が見えます。
ただ、太陽が昇ってくると太陽光で霧が蒸発するため、日の出から1時間程度すると雲海は消えます。
雲が多い日は気温の下がり方が小さいことから霧の発生が少なく雲海は見えません。
また、風が強い日も霧が拡散されることによって雲海は見えません。
四国カルストに流星群を見に行くときは、早朝の雲海までセットで行くのもおすすめです。
四国カルスト姫鶴平の流星群&雲海の行程表
朝は予定があったので雲海を見たら帰りました。
真夏ということを忘れるくらい寒かったです笑。
夜ドライブもおすすめです。
コメント