大分県の人間魚雷「回天」大神訓練基地跡記念公園へ！所要時間や料金を紹介

大分県の人間魚雷「回天」大神訓練基地跡記念公園に行ってきました。

回天は全長14.75m、胴体の直系は1mで1人乗りです。

回天とは太平洋戦争の末期に開発された人間魚雷。1人用の座席と潜望鏡がとりつけられており、目標の敵艦に体当たりして搭乗員ごと爆発する兵器です。

大神訓練基地跡は実際に訓練が行われて開隊されましたが、出撃することなく8月15日に終戦を迎えて解隊しました。

大神訓練基地跡記念公園には実際の回天と同じものが置かれており、自由に観覧することができます。また、周辺には訓練基地や格納庫、神社などもあります。

人間魚雷「回天」大神訓練基地跡記念公園のアクセス

大神訓練基地跡記念公園は別府湾の北側に面しています。

別府市内からは約20kmほどで所要時間は30分です。

大神訓練基地跡記念公園には無料駐車場があります。

トイレも完備しています。

大神訓練基地跡記念公園に入園料はかかりません。

大神訓練基地跡記念公園の所要時間は回天や資料を見て10分～20分ほどですが、回天神社や訓練基地を見るなら60分～90分は見ておいた方がよいです。

駐車場のすぐ横に回天があります。

以前は中にも入れたようでしたが、鍵がかかっていました。

資料も展示されています。

読んでいると胸が苦しくなります。

平和な世の中に生きられていることに感謝しなければ。

魚雷調整プールもあります。

駐車場の端には資料室がありますが、こちらは閉まっていました。

公園には訓練基地の概要を示す看板が設置されています。

周辺には訓練基地もあるので、この看板を目印に回るとよいでしょう。

ここから300ｍほどある回天神社を目指します。

回天神社は車でも行けますが、傾斜がきついので歩いていくことにしました。だいたい10分くらいです。

回天神社に行く途中にもいろいろな建造物があります。

これは回天格納庫です。

こちらは酸素圧縮ポンプ室。

ここから少し登ります。

神社に到着しました。

国のために命をかけた若者とその家族の想いを考えるとつらい。ただ、そのようなことがあったという事実は受け継いでいかなければならないと思います。

鹿児島の知覧特攻平和会館もそうですが、戦争の事実を風化させないためにもいろいろな人に巡って欲しいなと思います。